“穴あきSSD”販売でPCパーツショップが謝罪
■5W2H2C ハイリスクアプローチの目線
廃棄する SSDの物理破壊、「できただろう」誤認識による重大事故が後を絶たない!
SSD物理破壊装置の不適切な選定で、重大なインシデント(事故)になった事例を、しばしば聞くようになった。
そこで、市場に参入している新規事業者の破壊レベルを調べたところ、ケースごと破壊が可能としている製品に、不完全な破壊SSDが多く発見された。
5W2H2C ハイリスクアプローチ(かもしれない対策)の考えは、見えないリスク(不完全な破壊SSD)の可視化です。「かもしれない対策」は、常に危険意識を持って行う対策で、あらかじめ何かが起こった場合を念頭に、重大事故が起きる前に可能性を考え準備しておくことで、確実なSSDの物理破壊対策を行える。
5W2H2C ハイリスクアプローチとは…以下の9つの要素をひと言で表したものです。
“穴あきSSD”販売でPCパーツショップが謝罪
When「いつ(時間)」
Where「どこで(場所)」
Who「だれが(主体)」
What「なにを(目的・人・モノ)」
Why「なぜ(理由)」
How「どのように(手段・方法)
High risk:「特に重要なことは」
Cost:「どれくらいの経費をかけるか?」
Communication:「意思疎通は充分か?」
まずは以下を洗い出す…
What:何が原因となり、どのような問題が起きているのか?
「SSDデータ消去方法の誤った認識で、4カ所の孔のあいたSSDが秋葉原の中古ショップ店で売られていた。」
When:いつ起きたのか?いまも起きているのか?
Where:どこで、どのような状況で起きているのか?
Who:誰が関わっているのか?
Why:なぜその問題が起きているのか?
How:どのように解決できるのか?
High risk:その解決策は専門家による科学的管理要件を満たしているか?
Communication:関係部門との意思疎通は充分か?
出展(アイティメディア)
“穴あきSSD”販売でPCパーツショップが謝罪 「破壊しそこねたものでは」との声で
中古のPCパーツなどを取り扱うPCショップEYES秋葉原店は11月11日、同店が本体に穴の開いた中古SSDを販売し、SNSで批判を受けていた件について「“誤って穴が開けられたSSD”を販売して心配を掛けた」として謝罪した。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/12/news128.html